[sugj-tech:8025] Re: samba4.8.0:traffic_learner.7.xml の訳について(その1)
User Ribbon
ribbon @ ns.ribbon.or.jp
2018年 6月 14日 (木) 16:47:57 JST
> > お絵書きソフトに使い慣れている人だと拡大縮小機能を「スケー
> > リング」と呼ぶので、「スケール」で通じない人でもこの表記なら
> > 通じるかと思って私は「スケーリング」と訳しました。
> > でも世間一般的には scale のもう一つの意味の「(歯の) 汚れを
> > 除去」という用法の方がメジャーみたいですね。お絵書きソフトで
> > も「拡大縮小」ボタンがあったりするので「拡大縮小」でいいかも。
>
> Ribbon さん、しらいさんとも、結局「拡大縮小」と訳すことを
> 望んでおられる、ということですか?(そうではないですよね?)
拡大縮小という日本語にするかどうかは別として、「スケール」
という言葉は、インフラ系の領域だとよく使います。
http://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/COLUMN/20120207/380334/
のあたりかなあ。
>
> 私の訳に含めた思いを、前回とは異なる表現で示します。
> 結論から言うと「スケーリング」とか「スケール化」という訳語を
> 持ち出すのは、かえって無用な混乱を招くだけで、訳すべきでは
> ないと思っており、今の文面では、然るべき情報が scale された
> ものとしてモデルファイルに記述されるものであることを意味し、
> つまりそれは「記述される」ということを述べればそれで十分な
> 文章であると思っています。
ですので、英語→カタカナ にせよ 日本語に置き換えるにせよ、
原文の scale という言葉は何らかの形で残したほうがいいと思います。
> 少々感覚的な話になりますが、私見として英文には、「なんで
> こんな単語を用いるの? こんな単語を出されたら、えっそれって
> 具体的に何を意味してるの?」というときがあります。そういう
> 時に限って具体的なことが示されていないときがあります。
> Sambaのマニュアル訳をしていても、これまで何度か経験した気が
> します。
コンピュータの領域だと、一般的な単語を、コンピュータの特定の
機能と結びつけちゃう場合があります。例えば kill とか。
プロセスを終了するためのコマンドなんですが、普通の人が聞くと
ちょっとびっくりするかもしれません。
> 今の場合、スケール化して記述する、という直訳であったとすると、
> 一所懸命、適訳を目指そうとすると、集約化して記述、抽象化して
> 記述、間引いて記述、汎用化して記述、基準化して記述、などなど
> いくつもの訳例がとりあえずは思いつくのですが、これらすべて
> scale の訳としては正しいと思っています。ただこれを本当に訳出
> しなければならないのか、と考えると、結局は記述するということ
> を言いたいだけの場面であり、スケール化してというのがいわば
> 副詞句的に加わっただけ、と考えているのです。
インフラ系の人にとっては、「スケール」という言葉があったほうが
ピンと来ます。ですので、scale の辞書的な訳を探すよりは、
そのまま「スケール」という言葉を残しておいたほうが良いと思います。
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