[sugj-tech:8033] Re: vfs_virusfilter.8.xml の訳
Akira KIDA
akida @ gadjp.com
2018年 7月 27日 (金) 18:34:44 JST
きだです。
気づいた点を少々。
まずscan archiveの部分、it defaults to XXX
という表現は決まり文句で、直訳すると「(それは)XXXに既定している」→意訳して「既定値はXXXである」でいいと思います。ただ、SophosとF-Secureがscan
archiveをサポートしていることと、既定値がfalseであることの関係性が(私には)よく分かりません。ここは単に、1)SophosとF-Secureがこの機能をサポートしている、2)既定値はfalseでること、という2つを並列的に述べているだけなのではと解釈しました(この解釈はあまり自信ありません)。
<para>アーカイブをスキャンするか否かを指定する。</para>
<para>Sophos と F-Secure がこれをサポートしていて、既定値は falseである。</para>
なお、ドキュメントのパラメータ定義 「virusfilter:scan archive = true 」は原文が間違っていて、= false
が正しいと思います。
※v4.8.3のソースコード上で、既定値が falseであることを確認しました。
ちなみに、原文で少し下にでてくる scan mime も同様で、「 virusfilter:scan mime = true 」と原文にはありますが、
= false が正しいと思います(同じくv4.8.3ソースで確認)。
次に、パーミッションの部分は以下が私案です:
<para>隔離ディレクトリおよびサブディレクトリが作成された際に適用される
オクテットモード(訳注:パーミッション)を指定する。</para>
<para>このオプションが指定されていない場合、既定値は 0755、つまり
S_IRUSR | S_IWUSR | S_IXUSR | S_IRGRP | S_IXGRP | S_IROTH |
S_IXOTH である。</para>
<para>このパーミッションは、すべてのユーザが読み取りと検索が出来る値でなければならない。
すなわち、自分が何をしているかを真に分かっていない限り、無暗に変更しないほうがよい。
</para>
最後にADSに関する訳出について。backedは、back up のbackの過去分詞と思えばいいのではないでしょうか。「separate
files(個別のファイル)としてバック(アップ)されている」→「個別のファイルとして格納されている」と意訳してみました。
<para>このモジュールは、 vfs モジュール streams_depot での場合のように 、
個々の代替ストリームが 別個のファイルとして格納されているならば、デフォルトストリーム
以外もスキャンできる。</para>
参考まで。
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