[sugj-tech:7700] Re: manpages/vfs_fruit.8.xml その3 (was: manpages/vfs_fruit.8.xml の訳検証のお願い)

Michio Matsuyama michio_matsuyama @ yahoo.co.jp
2017年 6月 28日 (水) 13:00:18 JST


----- Original Message -----
> Date: 2017/6/28, Wed 00:36
> Subject: [sugj-tech:7697] Re: manpages/vfs_fruit.8.xml その3 (was: manpages/vfs_fruit.8.xml の訳検証のお願い)
...
> source3/modules/vfs_fruit.c を、readdir_attr_max_access で
> 検索してみてください。

実際に見て評価することはたぶん無理そうですので断念します。
yes と no のどちらを指して言っていますか、の答えをお聞きしたかっただけ
ですので。


> たとえ話ですが、UNIXのパーミッションを例にとると、
> no にすると、実際のパーミッションの設定に関わらず、常に
> rwx を返却する。
>
> yes にすると、ファイルのパーミッション値や umask の値などを
> 参照の上、ユーザが設定可能なパーミッション値を計算して
> 返却するといったところです。
>
> yes の場合ファイルごとにパーミッション値の計算ロジックが入って
> 処理が重いので、常に rwx を返すというダミーロジックに置き換えたいと
> いったものと同様の趣旨のパラメータになります。

そのご説明で納得しました。

つまり原文前段の user's に、前段後段の違いが目一杯かかってきていると解釈
します。そこを正しく訳出しないと、訳文全体の意味がぶれてしまいますし、
そもそも説明が成り立たないと思います。

以下、再考した訳です。
-----
オプション readdir_attr:aapl_max_access の説明箇所
-----
原文3 (XML)

<para>Return the user's effective maximum permissions in SMB2 FIND
responses. This is an expensive computation, setting this to off
pretends the use has maximum effective permissions.</para>

訳文3 (XML)

<para>SMB2 FIND レスポンスにおいて、ユーザーにとって有効な
アクセス許可の最大値を返す。これを求める処理には時間を要する。
オフにした場合は、アクセス許可は最大とみなされる。</para>

訳出、難しいです。いかがでしょう?


> Google で「アクセス許可 site:microsoft.com」とかで検索すればいろいろと
> 出てくると思います。例えば
>
> ・アクセス許可とは
> <https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc771375(v=ws.11).aspx>

これは申し訳ないですが、説明(というか反証)にはなっていません。
そのサイトの元々の英語版は以下のURLであるようです。
https://technet.microsoft.com/en-us//library/cc771375(v=ws.11).aspx
つまり「アクセス許可」の原語は Permission です。
勘違いなされていますよね?

いろいろ言いましたが「アクセス許可」で進めます。上述訳。


> Microsoft社が勝手に作った日本語には、例えば「ホストする」といった
> ものとかもあって、個人的にも非常にしっくり来ません。
>
> ただ、これは郷に入っては郷に従え系の話だと割り切っています。

Microsoft の用語集は大いに参考になるとは思いますが、それがすべてでは
ないことはご承知のことと思います。ですから、少々、揚げ足とりのように
なりますが、郷に入ればは適当な表現ではありません。郷に入っていません。
我々は Microsoft の傘下で作業しているわけではありませんから^^
(御免なさい。Samba開発にはMicrosoftさんも入っているんですよね?)

種々ご指摘頂き、大変感謝しております。
matsuand

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Michio Matsuyama
michio_matsuyama AT yahoo DOT co DOT jp



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