[sugj-tech:7698] 翻訳方法を取り決めることに関して

Michio Matsuyama michio_matsuyama @ yahoo.co.jp
2017年 6月 28日 (水) 08:51:42 JST


matsuand です。

このところ、たかはしさんから私の試訳についてご意見を多々頂戴していて、
非常にありがたく思います。ここは心より感謝しています。

ただ一つ、大きな問題と捉えていることがあり、どうしても皆さまに考えて
頂きたいこととして取り上げたいと思います。以下、ぶっちゃけ話です。

たかはしさんのメール内にて、よく
「これは決めの問題なので、matsuandさんが決めたらいいですよ。」
といった言があります。これ、正直、禁句だと思っています。翻訳プロジェクト
として、です。翻訳プロジェクト外の方が発言されるのでしたら分かります。
たかはしさんはメンバーですよね? そうであれば言ってはならないと思います。

ちょっとだけ話がそれますが、私が当プロジェクトに参加したく思った趣旨は
翻訳自体が好きでやりたいということ、それを評価して頂ける複数の方がいて
評価して頂けること、時には議論して良訳を生み出していけること、そこに
楽しみを感じているところです。さらに複数メンバーにより共同で翻訳を
行っていくための"人間系"の仕組みが、どうあるべきか。どうあったら適正に
回していけるか、実践的に学べるという思いもあります。ただしここです。
Samba翻訳プロジェクトはその仕組みがあやふやで回っていないのです。

たかはしさんの言に戻ります。ねちねちと解釈します。
決めの問題でmatsuandが決めたらよい。これは他者に責任を転嫁する形です。
自分はその訳には責任は負わないよ、と言っているに等しいと感じます。
これは無しだと思います。共同翻訳プロジェクトですから。
決めの問題と捉えるのはそれで良いのですが、その決めの問題を合議決定する
のが共同翻訳プロジェクトのあり方だと思います。「決めの問題かと思う。
私は賛成、私は反対、なぜならうんぬん。」、これがあるべき発言と思います。

別の例をあげます。この言が出てきたのは、そもそもmatsuandが評価して欲しい
と言って試訳文を提示したからです。自信がなかったからです。では・・・
訳担当者が自信があったら、そうやって皆さんに相談もせず、そのままスルー
するわけです。これもまた問題です。ダブルチェックの体制がないのです。
matsuandが皆さんに相談したことは、つまり他者によるチェックをお願いした
わけで、メンバーであれば責任を持って回答して頂きたいです。理想を言えば
今、成果物として公開されているすべての訳文について、全メンバーが責任を
負っているべきで、そうあってほしいと思っています。

理想を追い求めても無駄、と批判を頂くかもしれませんが、ちまちまとこういう
発言をし続けて、変えていきたいと思います。チケット管理を導入提案したのも
その初めの一歩なんです。

ご批判、ご叱咤、お受けします。議論活発化を願います。
matsuand

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Michio Matsuyama
michio_matsuyama AT yahoo DOT co DOT jp


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