[sugj-tech:7736] Re: Sambaアップグレードの仕組みについて

TAKAHASHI Motonobu/高橋 基信 monyo @ monyo.com
2017年 7月 5日 (水) 20:46:45 JST


たかはしもとのぶです。

手元の環境で試してみましたが、make revert は機能していないと
思います。

> using_samba(相当古い文書)を見ていたら、Samba をソースベースで
> アップグレードするときには、旧バージョンが .old としてバックアップ
> コピーされ、それを復活したいなら make revert と叩けばよい、といった
> 説明を見つけました。
> 
> これ、最新の Samba ソースでも生きていますか?

手元の環境で確認しましたが、生きてないですね。

おそらく Samba 4.0.0 以降でビルド機構が waf になった時点で
なくなったんだと思います。

> patch プログラムで、 diff ファイルを適用したのですよね。あってます?
> 
> ribbon

そういう話ではなくて、同じディレクトリ(例えば /usr/local/samba/)に
Samba バイナリを複数回インストールした際に、一つ前のバージョンの
バイナリが.oldファイルとして残るので、make revert で元に戻せると
いう仕組みの話です。

たまたま手元にあった samba-4.3.1 と samba-4.5.1 で実際に 
make install して確かめてもみましたが、そもそも revert という
ターゲット自体がなくなってるので、そういうことなんでしょう。

-- 
TAKAHASHI Motonobu/高橋 基信 <monyo @ monyo.com>


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