[samba-jp:22684] Re: 特定の1個のみの共有設定で読取りが出る

三反田@ひむか流通ネットワーク santanda @ himuka.ne.jp
2015年 11月 27日 (金) 18:14:01 JST


さんたんだです。

おおた様

ご無沙汰しております。

> 一旦ファイルがコピーされる、というのはOfficeの仕様なので、
→はい、これは理解しております。

> それは正しい動きですが、コピーされたファイルの方のアクセス権(ACL)
> がどうなっているかが気になります。
→一緒でした。

本日、検証した結果を記載します。無いかヒントが無いでしょうか?

事前条件:
 aclを排除しておく

■検証作業-1
1-1. 該当のディレクトリを開いて、5分以上放置する
1-2. 対象のExcelファイルを開く
     結果:編集可能状態で開いた(正常)

2-1. 該当のディレクトリを開いて、5分以内で対象のExcelファイルを開く
     結果:「読取り専用」で開いてしまう
2-2. 「通知する」を押下する
2-3. 約30秒から1分過ぎると、「編集可能になりました」の通知が表示される
     結果:編集可能となる(正常)

3-1. 再び、該当のディレクトリを開いて、5分以上放置する
3-2. 対象のExcelファイルを開く
     結果:編集可能状態で開いた(正常)

■検証作業-2
上記の検証作業-1の際に、samba側でログをtailして確認
1-1. 該当のディレクトリを開いて、5分以上放置する
1-2. 対象のExcelファイルを開く
     結果:編集可能状態で開いた(正常)
1-3. 上書き保存実施
    以下のグ抜粋で、[2015/11/27 15:56:55.450443, 3] smbd/dosmode.c:159(unix_mode)部分から
    [2015/11/27 15:57:51.999804, 2] smbd/close.c:696(close_normal_file)
	honbutest closed file test/01test002.xlsx (numopen=6) NT_STATUS_OK のまで、約1分も
    かかってしまっていた。以下のログ抜粋上の★印部分参照願います。

感触としまして、5分以上放置した際にの挙動がファイルロック情報の制御に何かしら
影響を与えているようです。5以内にファイルを開こうとしたら、ロックがかかった状態に
陥っています。何故、このような時間差が生じているのか、放置したらロックが外れるのか
不明です。

ローカル環境ではこのような症状は皆無なので、Internet-VPN(IPSec)環境でしか
発生しておりませんので、ネットワーク周りも疑ってはいます。


■ログ抜粋
2015/11/27 15:56:55.402754,  3] smbd/dir.c:1049(smbd_dirptr_get_entry)
   smbd_dirptr_get_entry mask=[*] found test/01test002.xlsx fname=01test002.xlsx (01test002.xlsx)
[2015/11/27 15:56:55.402860,  3] smbd/dir.c:1049(smbd_dirptr_get_entry)
   smbd_dirptr_get_entry mask=[*] found test/test002.xlsx fname=test002.xlsx (test002.xlsx)
[2015/11/27 15:56:55.402947,  3] smbd/dir.c:1049(smbd_dirptr_get_entry)
   smbd_dirptr_get_entry mask=[*] found test/C14A4D5.tmp fname=C14A4D5.tmp (C14A4D5.tmp)
[2015/11/27 15:56:55.403028,  3] smbd/dir.c:1049(smbd_dirptr_get_entry)
   smbd_dirptr_get_entry mask=[*] found test/~$01test002.xlsx fname=~$01test002.xlsx (~$01test002.xlsx)
[2015/11/27 15:56:55.450281,  3] smbd/vfs.c:905(check_reduced_name)
   check_reduced_name [test] [/home/01-shop]
[2015/11/27 15:56:55.450379,  3] smbd/vfs.c:1039(check_reduced_name)
   check_reduced_name: test reduced to /home/01-shop/test
★[2015/11/27 15:56:55.450443,  3] smbd/dosmode.c:159(unix_mode)
   unix_mode(test) returning 0666

***************************************************************************

[root @ LANDISK samba]# tail -f log.tanaka-pc.old
[2015/11/27 15:57:51.905644,  3] lib/util.c:1498(fcntl_getlock)
   fcntl_getlock: fd 31 is returned info 2 pid 0
[2015/11/27 15:57:51.905719,  3] smbd/smb2_read.c:356(smb2_read_complete)
   smbd_smb2_read: fnum=[9421/test/01test002.xlsx] length=4096 offset=154189 read=4096
[2015/11/27 15:57:51.952846,  3] lib/util.c:1498(fcntl_getlock)
   fcntl_getlock: fd 31 is returned info 2 pid 0
[2015/11/27 15:57:51.952921,  3] smbd/smb2_read.c:356(smb2_read_complete)
   smbd_smb2_read: fnum=[9421/test/01test002.xlsx] length=4096 offset=154193 read=4096
★[2015/11/27 15:57:51.999804,  2] smbd/close.c:696(close_normal_file)
   honbutest closed file test/01test002.xlsx (numopen=6) NT_STATUS_OK





On 2015/11/24 20:23, User Ribbon wrote:
> On Tue, Nov 24, 2015 at 02:17:55PM +0900, 三反田@ひむか流通ネットワーク wrote:
>
>>
>> クライアントOS絡みかとも考え、現地に弊社PC(Win7 Pro)を
>> 持ち込み、LANに接続させて頂いて検証しましたが全てNGでした。
>> 弊社PCでも同様の「読取り専用」で開いてしまいました。
>>
>> 「読取り専用」で開く際に、「通知」するを押下して30秒程度待つと
>> 「編集するか否かが」表示され、読取りが消えて編集可能と
>> なります。これは必ず再現します。
>>
>> 挙動をみていますと、当然ながらテンポラリーファイルである
>> ~$XXXX ファイルが生成されないでした。
>
> とりあえず、そのファイルのLinux側から見たACL状態、
> Windows側から見たアクセス状態をチェックして、どうなっているかを
> 把握してみる、というのはどうでしょうか。
> 一旦ファイルがコピーされる、というのはOfficeの仕様なので、
> それは正しい動きですが、コピーされたファイルの方のアクセス権(ACL)
> がどうなっているかが気になります。
>
> oota
>



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