[samba-jp:22473] Re: kernel oplocksは(G)か(S)か
HAT
hat @ fa2.so-net.ne.jp
2015年 3月 18日 (水) 21:43:24 JST
HATです。
すいません。私の調査が甘かったです。
>>>> samba 4.1.17のmanpageによると、
>>>> kernel oplocks (G)
手元の環境(具体的にいうとFedora21)にインストールされているバイナリと
manpageのバージョンが異なってました。
4.1.17のtarballを拾ってきてのmanpageを確認したら、ちゃんと(S)になってました。
>>>> samba 4.2.0のmanpageによると、
>>>> kernel oplocks (S)
>>>>
>>>> (G)から(S)に変わってます。
>>>> これは仕様変更でしょうか。それともtypoでしょうか。
>>>
>>> 手元の情報ですと、このパラメータは Samba 2.0.0 以降に存在し、
>>> Samba 4.0.0 以降で (S) かつデフォルト値 no になっています。
>>>
>>> それまでは、(G) でデフォルト値 yes でした。
>>
>> 両方の環境で
>> $ testparm -v
>> を実行してみたところ、どちらも[global]セクションで
>> kernel oplocks = No
>> と表示されました。shareセクションにはkernel oplocksは表示されません。
>> 何を信じればよいのか...
>
> (S) のパラメータは、globalセクションに設定することで
> 各共有に対するデフォルト値として機能します。
>
> testparm -v を実行すると、上記の趣旨で、明示的に設定されていない、
> すべての (S) のパラメータのデフォルト値がglobalセクションで表示
> されます。
>
> ですので、上記は特に問題ではありません。
>
> 逆に、各共有のセクションでは、明示的に設定しているパラメータ
> 以外は表示されません。
>
> このあたりは testparm コマンドの仕様です。
なるほど。やっと理解しました。
元々(G)だったものが(S)になったことで、share単位で設定できて自由度が
高まったということですね。
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