[samba-jp:22471] Re: kernel oplocksは(G)か(S)か

TAKAHASHI Motonobu monyo @ monyo.com
2015年 3月 17日 (火) 23:31:27 JST


たかはしもとのぶです。

From: HAT <hat @ fa2.so-net.ne.jp>
Date: Tue, 17 Mar 2015 22:54:19 +0900 (JST)

> HATです。
> 
>>> samba 4.1.17のmanpageによると、
>>>        kernel oplocks (G)
>>> 
>>> samba 4.2.0のmanpageによると、
>>>        kernel oplocks (S)
>>> 
>>> (G)から(S)に変わってます。
>>> これは仕様変更でしょうか。それともtypoでしょうか。
>> 
>> 手元の情報ですと、このパラメータは Samba 2.0.0 以降に存在し、
>> Samba 4.0.0 以降で (S) かつデフォルト値 no になっています。
>> 
>> それまでは、(G) でデフォルト値 yes でした。
> 
> 両方の環境で
> $ testparm -v
> を実行してみたところ、どちらも[global]セクションで
> kernel oplocks = No
> と表示されました。shareセクションにはkernel oplocksは表示されません。
> 何を信じればよいのか...

(S) のパラメータは、globalセクションに設定することで
各共有に対するデフォルト値として機能します。

testparm -v を実行すると、上記の趣旨で、明示的に設定されていない、
すべての (S) のパラメータのデフォルト値がglobalセクションで表示
されます。

ですので、上記は特に問題ではありません。

逆に、各共有のセクションでは、明示的に設定しているパラメータ
以外は表示されません。

このあたりは testparm コマンドの仕様です。

---
TAKAHASHI Motonobu <monyo @ monyo.com> / @damemonyo 
                   facebook.com/takahashi.motonobu



samba-jp メーリングリストの案内