[samba-jp:22311] Re: 共有領域上のWindowsとLinux上のファイルロックについて

SATOH Fumiyasu fumiyas @ osstech.jp
2014年 7月 7日 (月) 13:46:52 JST


さとうふみやす @ OSSTech です。

At Mon, 07 Jul 2014 11:39:44 +0900,
小田切@OSSTech wrote:
> 基本的にSamba側はデフォルトの設定でちゃんとロックがかかります。
> (普通は変な設定を加えない方が良い)
> 
> Windowsのアプリで編集中にLinux上でファイルを削除できるかは
> Sambaの設定ではなく、Windowsアプリがちゃんとロックかけているか?
> に依存します。

いいえ。

UNIX 系の一般的なロック機構はアドバイザリー(勧告的)ロックなので
無視できますし、ファイルを移動(リネーム)や削除できるかどうかは
ロックとは無関係です。

Linux (Solaris もだったかな?) などは強制ロックも可能です。
Linux であれば stat(2) 参照。ただし、一般的な UNIX 向けの
プログラムは強制ロックを考慮した作りにはなっていないので、
ロックが競合した場合にどのような影響があるか調査・検討したほうが
よいと思います。

> つまりWindowsアプリの問題でアプリによって動きが違うので
> 秀丸やWord、EXCELで動きを比較してみてください。

ロックはともかくふつうは共有モードは指示してファイルを
オープンするので、Windows なら確実に排他アクセスされるかなぁ。

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