[samba-jp:19625] Re: smbchartoolでfail link: operation not permitted.というエラーが出ます。

MORIYAMA Masayuki moriyama @ miraclelinux.com
2007年 7月 23日 (月) 15:42:17 JST


森山です。

kondo wrote:
> Text-Iconv-1.4のmake時に単にperl Makefile.PLとmakeしかしてませんが、
> このときに/opt/libiconv/のライブラリを使うようにする必要とかなかったで 
> しょうか?
> (/opt/libiconv/は、libiconv-1.8-1.i386.rpmだったと思います。RedHat9+Samba
> では、これを入れないといけないということで入れていたと思います。)

■ smbchartool 3.0a を使う場合

glibc の iconv(3) で EUCJP-MS がサポートされておらず、/opt/libiconv に
パッチ適用した libiconv がインストールされているのであれば、Text::Iconv
の Makefile 生成は次のようにする必要があります。

$ perl Makefile.PL CCFLAGS=-I/opt/libiconv/include \
LDDLFLAGS="-shared -Wl,-rpath,/opt/libiconv/lib \
-L/opt/libiocnv/lib -liconv"

# LDDLFLAGS の指定は、コンパイラやリンカに依存しますので、ご使用のシステ
# ムに合わせて適切な指定をしてください。上の例は、GNU のコンパイラ、リン
# カを使用している場合の指定です。

※ ファイル名文字コードの変換作業はリスクを伴いますので、変換前の
   ファイルのバックアップをお忘れなく。

■ convmv を使う場合

RHEL4 や RHEL5 の場合、convmv コマンドが使えると思います。

ただ、標準では EUCJP-MS はサポートされていませんので、Encode::EUCJPMS モ
ジュールをインストールして、1度、"enc2xs -C" コマンドを実行しておく必要
があります。

  Encode::EUCJPMS
  http://search.cpan.org/dist/Encode-EUCJPMS/

※ ファイル名文字コードの変換作業はリスクを伴いますので、変換前のファイ
   ルのバックアップをお忘れなく。

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森山 将之 <moriyama @ miraclelinux.com>




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