[netatalk-ja:0435] Re: netatalk documentation の日本語訳について

HAT hat @ fa2.so-net.ne.jp
2015年 4月 29日 (水) 11:13:22 JST


HATです。

> 第一点:
> ML を見ていたり,HAT 師とやりとりをしていたりして
> netatalk 周りのドキュメントの日本語化をぼちぼちやっています.
> とりあえず,
> <<http://www.amy.hi-ho.ne.jp/euda/>>
> においてあります.
> 今のところ訳せてあるのは "Chapter 4. Upgrading form netatalk 2"
> <<http://www.amy.hi-ho.ne.jp/euda/upgrade.html>>
> のみです.
> まず,以上がお知らせです.
> 致命的におかしいところなどご指摘いただければ幸いです.
> 
> 第二点:
> とりあえず,小生のプロバイダーの web に置きましたが,
> ほかの方が参加することも考慮すると,
> 例えば:sourceforge などにホストしてもらえば,
> 小生は hi-ho,HAT 師は so-net,と個人がプロバイダーに依存するのではなく
> プロジェクトとして権限を譲ったり,より柔軟に進展するのではないか,
> と思う次第です

賛成です。
問題は、誰がそれを作って管理するかですね。
10年以上前から、
Netatalk 日本語化プロジェクト
http://sourceforge.jp/projects/netatalk/
というのがありますが、全く活動してないので、ここは使いたくないです。

> (例えば manpage 一つだけだったら私もざっと訳してみた.など)
> いかがでしょうか.
> ご意見いただきたく皆様に御願い致します.

以下のmanpageは私が訳したいです。原文が私の著作なので。
afp_signature.conf
afp_voluuid.conf
apple_dump


> 第三点:
> 上記ページは css や画像など本家 netatalk の sourceforge の web サイトの
> それら実体を参照しています.
> FLOSS 的なものですし,
> プロジェクトの sourceforge のサイトへのアクセスなので黙ってやっていても
> 問題がないといえば問題ないですが,道義的に netatalk-admin の ML などで
> “お宅の web まわりの stuffよく出来てるので
> 日本語訳に使うのをコピーさせてください”
> と一言ポストして使う予定です.
> この点についても,問題ありという意見あれば頂きたく御願い致します.

その必要はありません。
netatalkのドキュメントのライセンスはGPL2です。
http://netatalk.sourceforge.net/3.1/htmldocs/pr01.html

GPLは、
1. 派生物はオリジナルとの差分がわかるようにしなければならない。
2. 生成物を渡した場合は、ソースも同等の手段で渡せるようにしなければならない。
3. 派生物も自動的にGPLになり、それを変更できない。
4. オリジナルとの差分を隠蔽できないので、オリジナル作者の名誉が保たれる。
5. オリジナルの作者に連絡する必要はない。
という特徴があります。

1,2,3は義務なので必ず実施する必要があります。

日本語訳のトップページに、
「これはhttp://netatalk.sourceforge.net/3.1/htmldocs/の翻訳です」
と書いておけば1を達成できます。

2がちょっと厄介です。netatalkのマニュアルはxmlで書いて、ツールを
使ってhtmlやmanpageに変換しています。だから本来は日本語訳もxmlで
書いてから変換するのが正しいです。しかし面倒なことに、変換ツールの
バージョンによって生成されるhtmlのタグとかインデントが微妙に異なり、
オリジナルhtmlと比較するとわかりにくくなります。
なので、htmlから直接日本語訳を作るのがいいと思います。
日本語訳htmlをhttpで直接取得できるので、2は問題ないと思います。

3はhttp://netatalk.sourceforge.net/3.1/htmldocs/pr01.htmlの訳を
用意することにより達成できます。

4は1,2,3の実施により達成されます。

4を行えば5は必要ありません。
本家MLで紹介したところでで著者全員に伝わるとは限りません。
20年前に書かれた文章もまざっています。

-- 
HAT


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