[sugj-tech:7591] 参加ご挨拶と指摘1点

Michio Matsuyama michio_matsuyama @ yahoo.co.jp
2017年 5月 30日 (火) 13:01:01 JST


はじめまして matsuand と申します。

ごくごく最近、当メーリングリストの存在を知りました。
当方は翻訳に大変興味があり、今後何かお手伝いができない
かなと思い参加させて頂きました。よろしくお願い致します。

どのように貢献できるかといったところを推し量る意図もあり、
さっそくですが非常に細かな一箇所について指摘を挙げさせて
頂くことで、各位のご意見、ご指示などを賜りたく。

直近のメーリングリストにて各位がやり取りされていたこと
から取り上げさせて頂きました。


trunk/docs-xml/manpages/smb.conf.5.xml
原文
They are applicable to different use cases and scenarios.

現状訳
それらは、異なった事例と想定に対して適用出来る。

"異なった"とすると、何と異なっているのかこの文意の中では
不明確かと思います。既に文中に述べた何かと"異なって"いるわけ
ではなく、use cases や scenarios がさまざまに異なっていること
を表現しているかと思いますので "さまざまな"や"いろいろな"と
訳すのが適当と思います。(久々に辞書を引きますと different に
対して "さまざまな"や"いろいろな"の訳語があります^^)

直近のメーリングリスト投稿ではユースケースとシナリオと訳され
ていたようですが、今は事例と想定と訳されていますね。これは
"異なった"と合わせて正直意味不明あるいは解釈困難かと感じます。
ユースケースとシナリオとカタカナ表記でも良いように思いますが、
そもそも何を意味しているかといえば、いろいろな利用状況(それに
応じた設定方法)のことを表現していて use cases も scenarios 
も同義と解釈します。とすると二語を無理に訳出せず、上の
"さまざまな"の訳換えとあわせると「さまざまな利用状況に適用
できる」ともできます。

さらについでに申し上げますと"それらは"という指示語が如何にも
翻訳調であることから原文の前文と合わせて、一文に訳出してしまう
というやり方も自然な日本語を生み出す良い効果があるかと考えます。

拙訳例(前文と合わせて)
SID を POSIX ユーザとグループ情報にマッピングするID マッピング
モジュールには複数の変換方式があり、さまざまな利用状況に適用
出来る。


単に"チャチャ"を入れるだけで終わるようなことにならないよう、
皆様のご指摘に適切に対処し貢献できたらと思う気持ちです。
ご意見、ご指摘、よろしくお願いいたします。

matsuand


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Michio Matsuyama
michio_matsuyama AT yahoo DOT co DOT jp


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