[sugj-tech:7726] 今後の作業スタンスについて

Michio Matsuyama michio_matsuyama @ yahoo.co.jp
2017年 7月 1日 (土) 14:23:04 JST


matsuand です。

私の今後の作業スタンスについて記しておきます。

[sugj-tech:7651] にて
> ぶっちゃけた話でいいますと、
> 現状のSamba翻訳は訳の質が(かなり?)低いと捉えています。

と発言したことがあります。その捉え方は今もそのままです。
これが、私が Samba翻訳プロジェクトに開発メンバーとして
加入したきっかけです。発言には責任をとります。

以下のURLから参照できる文書をご覧ください。
http://lfsbookja.osdn.jp/translation/index.html

この文書の最終目標は、あちこちの日本語翻訳プロジェクトに
お邪魔して、この文書の良し悪しや意見批評を頂きながら、
私自身の訳技術を向上させるとともに、翻訳プロジェクトへ
影響を及ぼして訳品質を向上させることです。
そのプロジェクトの一つが Samba翻訳プロジェクトです。

さて訳をこれまでやってこられた皆さま、そこに書かれている
内容、「偉そうに、何様だオマエ」とお思いになりますか?
どうぞご覧くださいね。私は想像で、「え? そうなの? 
そんな訳技術なんて聞いたことないよ。」という答えが返って
くると思っています。いわば皆さんへ向けての挑戦ですね^^
それもこれも訳品質を向上させるためです。

なお上記文書はつい先日から作り始めたばかりなので、各節、
というか各ページが未完成です。とはいうものの、例えば
a とか itself とか another とか as well as とかの項は、
インパクトある内容だと自負しているのですが。これからもっと
充実させます。肝心の受動態の訳し方とか仮定法の訳し方とか
もっとおおごとの訳テクニックの説明が必要ですし、could とか
may とか includes とか As mentioned earlier とか、もうもう
語りたい内容が尽きません。

なぜこういう文書を書き始めたのか。私は情報処理分野に身をおいて
います。ある程度、システム回り、コンピューター回り、ソフトウェア
回りのことは分かります。Sambaサーバーもインストールから設定、
利用くらい簡単なことはできます。そういう私が翻訳に目覚めてしまい、
世に氾濫する翻訳のなんとも悲惨な状況にあることか、ということに
気付いたためです。私は大変興味を抱いて、翻訳指南書を10冊は読みま
した。翻訳するときは、通常の英和辞典、翻訳辞典、用語辞典などを
必ず目を通しますが、和英辞典も欠かせない道具です。(詳述省略)
信用できる英和辞書はというとランダムハウスと研究社くらいに思って
います。あそうそう、英英辞典もみます。一方、みなさんはたぶん、
それぞれのシステム回りの専門をお持ちで、逆に翻訳は片手間に、
というスタンスであることでしょう。ですから翻訳に並々ならぬ興味を
抱いている私、かつある程度はシステムを理解している私が、みなさん
の知らない翻訳術を橋渡ししたい、という動機があります。これが、
訳品質を向上させるために私が用意した答えであり、冒頭発言に対して
責任を取るための手段です。


で、最後になりましたが、
私が現在、意識している自分の作業スタンスは以下です。

(1) samba manpages を完成させる、更新に対応する。
(2) manpages も含め DevGuide や HOWTO(訳出済み)に対して、
 誤訳、駄訳、珍訳を直していく。
(3) samba の using_samba ドキュメントの訳を完成させ提示する
 (別メールで示したことなのですが po4a 形式の訳ですので、
  これをもって po4a 形式の採用提案を後々行う目的があります。)
(4) Samba翻訳プロジェクトのwikiを充実させていく。
(5) これらの作業を通じて、あるいは当MLで議論された内容から
必要と思われる内容を、上記リンクの私の文書に書き溜めていく。
(6) あれやこれや、すべてひっくるめて訳品質を向上させる。

よろしくお願いします。
matsuand


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