[samba-jp:22730] Re: DC再登録のためのDC登録削除の方法の件
SHUICHI NAKANO
fanta @ orangesooda.com
2016年 5月 9日 (月) 16:24:15 JST
こんにちは。
> みなさん、4.1.17->4.2.10で問題は出てないのでしょうね。
どんな問題でしょう。良かったらエラーログとか晒してもらえたら。
うちでもSamba4.0から4.3.4までDBはそのままアップデートして動いてます。たしか4.1のあたりでアップデートしたときの問題で覚えてるのは、OSでIPv6無効にしているとSambaが立ち上がらなくなって今に至ってると思いますが、そのあたりはいかがですか?
やっておきたいと思っていましたので、DCの削除を検証してみました。
検証1
RSATの「Active Directoru ユーザーとコンピューター」でやるのかな?
これでDC2を削除しようとするとDCPromoを使えとエラーが出て完了しません。
ほかのツールもあるのかな?
検証2
DC2の上で直接samba-tool domain demote を実行して無事削除できました。
そして、新しいサーバを作って同じ名前で再参加できます。
この方法は2台目が既にクラッシュしてるとできませんが、samba4.4からだとそれも対応しているということです。
検証3
DC2が削除しないでクラッシュしたと仮定し、登録が残ったまま、同じサーバ名でDC2を新規で作り直して
samba-tool domain join で再参加。旧データを書き直しているとか言うメッセージが出て完了しました。
というわけで同じ名前で再参加させるなら、DCを削除しなくてもいいんですね。
はまったのは、検証2も検証3の場合も同じ名前でDC2を再参加させるとsambaログにuidが重複しているというメッセージが出て同期しません。
公式ドキュメントに書いていますが、DNSからDC2のCNAMEを削除することで解決しました。
https://wiki.samba.org/index.php/Demote_a_Samba_AD_DC
Open the „DNS“ console
Check in all zones, that no entry about the demoted DC is still existing.
具体的には、RSATでDNSに接続して
_msdcs.samdon.example.comから、削除したいDC2のAlias(CNAME)を全部消します。
よく見ると以前のDC2のCNAMEとして残ったままで重複しているのがエラーの原因のようです。
全部消してDC2を再起動すると改めて登録されます。
中野修一@オレンジコンピューターサービス
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