[samba-jp:22072] FAT32フォーマットのディスク機器を利用した共有フォルダ動作について

池田 雄樹 yuuki_ikeda @ radix.ad.jp
2013年 8月 21日 (水) 17:41:46 JST


はじめまして。
池田と申します。

Windowsエクスプローラ経由で、LinuxベースのSambaサーバに接続し、そのSambaサーバ上にマウントされた
FAT32フォーマットのディスク機器(USBメモリ等)に対して共有フォルダを割り当て、そのフォルダに対して
ファイルのアップロードをしようと考えております。

アップロード自体は問題なく実行されるのですが、1.3〜1.5GB程度以上の大きなファイルを対象とすると、
Windowsエクスプローラ上に「転送に失敗しました」とのエラーメッセージが表示されてしまいます。
但し、バックグラウンドではアップロード処理自体は継続されており、そのまま放置しておくと転送は無事
完了をしている状況です。

また、アップロード処理中に別の端末からSambaサーバの当該フォルダ(USBメモリ)へアクセスを行うと、
ファイル一覧が表示されるまでに数分かかるような状況となりました。


この状況について、下記2点について改善を行いたく考えております。


1.Windowsエクスプローラ上で表示されてしまう「ファイル転送に失敗した」という旨のメッセージが
  出ないようにしたい
2.アップロード処理中に、他端末からアクセスした際、ファイル一覧の表示にかかる時間を軽減したい


試行した環境は以下の通りです。


Sambaサーバ側OS:CentOS 6.2
クライアントOS:Windows XP、Windows 7 Pro、Windows 8 Pro などで試行
Samba:3.6.5 で試行、その後 3.6.17 へアップグレードするも、動作に変わりなし


USB機器に関しては、mountコマンドにて、以下のオプションでマウントを行っています 


タイプ : vfat
オプション : auto,rw,umask=000,codepage=932,iocharset=utf8,noatime 0 0


なお、当該の事例が起こるのはFATフォーマットの時のみで、USB機器がNTFSやEXTフォーマットの際には
発生しませんでした。
mountコマンドオプション等や、sambaのパッケージを作成する際のコンパイルオプション、smb.conf等でも
試行錯誤しましたが、有為な改善が見られず、全く解決の目処が見えないため、何か情報を頂ければと
思った次第です。

以上、何卒よろしくお願い致します。 



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