[samba-jp:21223] Re: inherit acl/owner の動作について

TAKAHASHI Motonobu monyo @ monyo.com
2010年 12月 11日 (土) 00:45:46 JST


たかはしもとのぶです。

2010年12月10日15:49 gwmaster <ribbon @ ns.ribbon.or.jp>:
> 太田です。
>
> Samba には inherit acl/inherit ownerというパラメータがあります。
> 一部バグっているものもあるみたいなんですが、
> (sambaのバグジラ #7638、6507)その動作について、ちょっと確認です。
>
> inherit acl = yes の場合
>
>  ディレクトリに設定されているACLは、そこに新たなディレクトリを
>  作成すると継承される。しかし、通常のアクセス許可(rwxなもの)は
>  ACLじゃないので継承対象外。
> であってますよね。

わたしが検証した限り、ディレクトリの default ACLは本パラメータに
かかわらず、常に継承されます。

本パラメータは、ディレクトリの default ACL を、新しく作成するファイルや
ディレクトリのパーミッションに反映するかどうかの制御だと考えています。

マニュアルページに書いてあるとおりです。

http://damedame.monyo.com/?date=20100901#p02

に、検証した結果も記載しました。

> inherit owner = yesの場合
>
>  ディレクトリに設定されている所有者は継承するけれど、グループは
>  継承されない。

だと思います。

---
TAKAHASHI Motonobu <monyo @ monyo.com>



samba-jp メーリングリストの案内