[samba-jp:20263] Re: NFSマウントしたところをSambaで共有して使うと非常に遅くなりました。

kondo nobuaki3.kondo @ toshiba.co.jp
2008年 7月 7日 (月) 17:29:19 JST


近藤です。

>> 米倉と申します。
>>
>> > 前のメールでも書きましたが、NFSクライアントにsshでログインして
>>> NFSクライアントのローカルディスクからNFSマウントしたところへ
>>> cpすると9.3Mbps程度のスピードは出ます。
>>> Sambaを介してないと十分実用的でした。
>>
>> 体感で実用的かは別として、最近のSANを使ったNFSサーバと
>> NFSクライアントを1Gbpsネットワークでつないで、9.3Mbps (ADSL並み。。)の
>> スループットしか出ていない時点でなにか問題がある気がします。
>
> すみません。単位が間違ってました。
> 9.3MBpsでした。(74.4Mbps程度)
> 実測値としては、2.63GBのファイルをcpしてコピーし終わるのに283秒でした。
> おおざっぱな計算ですが、
> 2630MB/283s=9.293・・・
> という計算をしてました。
> これでも100Mbps出ていないと言えばでていませんね。
> MTUは1500です。
> 以前バックアップLANでジャンボフレームを使おうと思いましたが、ISが
> 使いたがらなかったので、通常LAN側でのジャンボフレームは使えないと思います。 
> 

米倉さんの指摘で確かに、言われてみたら遅いと思い
(体感的というよりも数字的に)再度調査してみました。
vsftpをインストールしてFTPによる速度を確認してみました。
以前、サーバルームのサーバ間によるFTPの速度は、300Mbps〜400Mbps
だったと思ったので、それからするとずいぶん遅いことになります。
以前のFTPだとput後に速度が出てきましたが、現在は出てこないようで、
RedHat9のサーバからNFSサーバ、NFSクライアントのローカルディスク
にputしてみました。
NFSサーバ側:3.2e+04 Kbytes/sec・・・100Mbpsを超えてました。
NFSクライアント側:1e+04 Kbytes/sec・・・100Mbps未満

でした。
この結果を受けて、ISに確認してもらったところ、該当サーバは、
100BASEのL2スイッチにつながっていたことが発覚しました。
サーバルームのネットワークは1000BASEと聞いていたのですが、
おかげてで、運用に入る前に気づくことはできました。

Samba+NFSの方は、ログでレスポンス待ちと出ているので、
100BASEだからとてつもなく遅いというのではないようです。
tcpdumpで見てても明らかにパケットのやりとりは、時々で、
コピー完了直前にどどっとパケットが飛んでいるようにみえます。
小田切さんの言われたとおり、LinuxのNFS+Sambaではパフォーマンス
出ないという事態になっているようです。




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