[samba-jp:18948] たかはしもとのぶさん謹製のVMwareイメージディスク環境について
oota @ mail.linux.bs1.fc.nec.co.jp
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2006年 10月 11日 (水) 16:05:13 JST
太田@NEC です。
たかはしもとのぶさんが作成した、Debian GNU/Linux 3.1上でSamba+LDAPを
動作させるための、VMware用イメージディスク(20060917版)を使ってみまし
た。
特に大きな問題はなく、動作するのですが、1つだけはまる点がありますの
で注意を。
標準ではNAT環境で動作することになっています。しかし、NAT環境では、
外側からはアクセスできないため、VMware上以外で評価をする場合には、
NAT環境から、ブリッジ環境に切り替える必要があります。
この時、ゲストOSのIPアドレスが変わってしまうと、クライアントから
ドメインへの参加が、最後の段階で失敗してしまいます。
ドメイン参加ではなく、単に共有を \\hogehoge\foo とすれば利用でき
ますので、Sambaそのものの機能は一通り動いています。
詳しく調べてはいませんが、WINS.DATを消してsmbd/nmbdを再起動したら
正常に動作しましたので、下記のような事が起きているのではないかと
思いました。
1) クライアントPCはブロードキャストでPDCを探す。
2) PDCが見つかったので、認証に必要なユーザ名、パスワードの入力要求
3) WINS.DATで指定されている古いIPアドレスで何らかの処理をするが、
そのIPアドレスのサーバがないので処理できず。
4) 結果、処理不正でドメイン参加できず。
起動時に、WINS.DATを削除する処理を入れた方がいいのかな。
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太田 俊哉@NEC OSS推進センター 基盤システム開発G(芝.港.東京.日本.地球)
(samba-jp Staff/postmaster,mutt-j admin,analog-jp postmaster)
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