[netatalk-ja:0478] Re: ZFS ARCとの組み合わせ

Yoshiyuki HARAOKA haraoka @ gmail.com
2015年 6月 12日 (金) 16:22:51 JST


ちなみに、10GbEだと
nvram boot-args="ncl=131072"
も圧倒的に遅くなりますね…
GbEだと最適なのかもしれませんが…

2015-06-12 14:57 GMT+09:00 Yoshiyuki HARAOKA <haraoka @ gmail.com>:

> あー、お久しぶりです。
>
> MTUは当然9000以上にしてます。基本的には(デバイスによって)9216ですね。
> net.inet.tcp.delayed_ack=0
> が邪悪なのは重々承知しております。
> しかし、1や2だと望んだ結果になりませんね。
> Mac側の10GbEもchelsioにした方がよいのかもしれませんが、とりあえず
> Promise SanLink2とかSmall-Treeですね…
>
>
> 2015-06-08 12:29 GMT+09:00 なまえだよ <namaedayo00+netatalk @ gmail.com>:
>
>> 以前勉強会でお会いしましたね。お久しぶりです。なまえだよです。
>>
>> net.inet.tcp.delayed_ack=0 は設定としては少し邪悪(Fairnessではないという意味)なので注意が必要です。
>> 私が数年かけて調整した設定ではこうなりました。
>> /etc/sysctl.conf
>>
>> net.inet.tcp.delayed_ack=2
>> net.inet.tcp.win_scale_factor=8
>> net.inet.tcp.autorcvbufmax=16777216
>> net.inet.tcp.autosndbufmax=16777216
>>
>> デフォルトのバッファサイズでは少し足りないので
>> $ sudo nvram boot-args="ncl=131072"
>> を実行してNVRAMに値を書き込んで再起動する必要があります。
>>
>> // 元に戻す際は $ sudo nvram boot-args=""
>>
>> 10GBASE-T以上であればJumbo frameを有効にすべきとも思います。
>> MTU 9000くらいが安定的だとは思いますが…他の端末の状況も考慮されるべきですね。
>>
>> なまえだよ
>>
>> 2015年6月8日 10:40 Yoshiyuki HARAOKA <haraoka @ gmail.com>:
>> > ARM版NAS4FreeとかだとRAMを大きくしても、せいぜい4GBが最大なんですよねぇ。
>> > そうすると、ZFSのARCを止めないと使い物にならないのですが、
>> > それだとNetatalkのreadが使いものにならないし、現状非常に悩ましいです。
>> >
>> > パフォーマンスを上げる方法をOS X側にも問題あるという前提でも調べてみましたが、
>> > /private/etc/sysctl.conf
>> > に
>> >
>> > net.inet.tcp.delayed_ack=0
>> >
>> > を追加してみましたところ、ARCを止めてない状況でのAFPでのアクセスが
>> >
>> > 割りと速くなりました。
>> > ARCを止めると結果は同じなんですが…
>> >
>> > こういったOS X側のチューニングでパフォーマンスを改善する方法って
>> >
>> > 他におすすめのレシピみたいなのってありますかねぇ?
>> >
>> >
>> > はらおか
>> >
>> >
>> >
>> >
>> > 2015-05-28 23:38 GMT+09:00 i <oichinokata @ oichinote.com>:
>> >>
>> >> 追加実験をしてみました。最初に実験した時は、SMB1でした…。
>> >>
>> >> Netatalk3.1.7, Samba3.6.25(SMB1/SMB2), Samba4.1.18(SMB2/SMB3)で実験しています。
>> >>
>> >> ZFSのL2ARCの効果も調べる : プラスα空間
>> >> <https://oichinote.com/plus/2015/05/effect-of-l2arc-on-zfs.html>
>> >>
>> >> ZFSのL2ARCの効果も調べる(SMB編) : プラスα空間
>> >> <
>> https://oichinote.com/plus/2015/05/effect-of-l2arc-on-zfs-via-smb.html>
>> >>
>> >> たしかに、Netatalkだと、キャッシュをOffにした時にReadの方が、速度低下率が大きい様に見えます。
>> >>
>> >> SambaだとRead/Writeで差があまりありません。
>> >>
>> >> キャッシュをOffにすると、何故か速度が上がるなど、不可解な現象があります。
>> >>
>> >> 実験したものの、結論は出せずです。
>> >>
>> >> お市のかた
>> >>
>> >> > 2015/05/28 0:44、Decomo <ml @ decomo.info> のメール:
>> >> >
>> >> > Decomoです。
>> >> >
>> >> > ・FreeBSD 10.1
>> >> > ・Netatalk 3.1.7
>> >> > ・Samba 4.1 (max protocol = SMB2)
>> >> > ・2.5” HDD x 2のミラープール + SSD ZIL
>> >> > ・ARC 5GB
>> >> > ・OS X 10.9.5
>> >> >
>> >> > 上記環境でARCをON/OFFし、OSXからafp/cifsで古のXbenchしてみた所
>> >> > 確かにreadだけ極端に遅くなる現象が出ました。
>> >> > しかし、NetatalkとSambaで落ち込み方は同傾向のようでした。
>> >> >
>> >> > ARCを切ったときにreadが遅くなるのは、単純にDMUによるプリフェッチが
>> >> > 効かなくなるからだと思われます。primarycache=metadataとして、
>> >> > メタデータだけをARCに置いても読み込み速度は然程回復しないので、
>> >> > やはりデータプリフェッチの影響が大きいのではないかと。
>> >> > (聞きかじり程度の知識なのでハズしてる可能性があります。)
>> >> >
>> >> > Sambaに影響しないというのは・・・分かりません。
>> >> >
>> >> > --------
>> >> > Decomo
>> >> > ml @ decomo.info
>> >> >
>> >> > 2015/05/25 17:47、Yoshiyuki HARAOKA <haraoka @ gmail.com> のメール:
>> >> >
>> >> >> 原岡でございます。
>> >> >>
>> >> >> FreeBSD9.3とNetatalkを組み合わせて使ってます。
>> >> >> Netatalk 3.1.xとZFSを組み合わせた場合に、ZFSの
>> >> >> ARCの設定を
>> >> >> zfs set primarychache=none  /mnt/a/
>> >> >> とかにしてZFSのARCを止めてみました。
>> >> >>
>> >> >> すると、readだけ極端に遅くなってしまいます。
>> >> >> Sambaも同時に動かしたりしてますが、そちらは
>> >> >> 何も影響が出てない様にみえます。
>> >> >>
>> >> >> これについて何か経験された方とかいらっしゃいますか?
>> >> >>
>> >> >>
>> >> >> --haraoka
>> >> >
>> >>
>> >
>>
>
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