[netatalk-ja:0477] Re: ZFS ARCとの組み合わせ

Yoshiyuki HARAOKA haraoka @ gmail.com
2015年 6月 12日 (金) 14:57:39 JST


あー、お久しぶりです。

MTUは当然9000以上にしてます。基本的には(デバイスによって)9216ですね。
net.inet.tcp.delayed_ack=0
が邪悪なのは重々承知しております。
しかし、1や2だと望んだ結果になりませんね。
Mac側の10GbEもchelsioにした方がよいのかもしれませんが、とりあえず
Promise SanLink2とかSmall-Treeですね…


2015-06-08 12:29 GMT+09:00 なまえだよ <namaedayo00+netatalk @ gmail.com>:

> 以前勉強会でお会いしましたね。お久しぶりです。なまえだよです。
>
> net.inet.tcp.delayed_ack=0 は設定としては少し邪悪(Fairnessではないという意味)なので注意が必要です。
> 私が数年かけて調整した設定ではこうなりました。
> /etc/sysctl.conf
>
> net.inet.tcp.delayed_ack=2
> net.inet.tcp.win_scale_factor=8
> net.inet.tcp.autorcvbufmax=16777216
> net.inet.tcp.autosndbufmax=16777216
>
> デフォルトのバッファサイズでは少し足りないので
> $ sudo nvram boot-args="ncl=131072"
> を実行してNVRAMに値を書き込んで再起動する必要があります。
>
> // 元に戻す際は $ sudo nvram boot-args=""
>
> 10GBASE-T以上であればJumbo frameを有効にすべきとも思います。
> MTU 9000くらいが安定的だとは思いますが…他の端末の状況も考慮されるべきですね。
>
> なまえだよ
>
> 2015年6月8日 10:40 Yoshiyuki HARAOKA <haraoka @ gmail.com>:
> > ARM版NAS4FreeとかだとRAMを大きくしても、せいぜい4GBが最大なんですよねぇ。
> > そうすると、ZFSのARCを止めないと使い物にならないのですが、
> > それだとNetatalkのreadが使いものにならないし、現状非常に悩ましいです。
> >
> > パフォーマンスを上げる方法をOS X側にも問題あるという前提でも調べてみましたが、
> > /private/etc/sysctl.conf
> > に
> >
> > net.inet.tcp.delayed_ack=0
> >
> > を追加してみましたところ、ARCを止めてない状況でのAFPでのアクセスが
> >
> > 割りと速くなりました。
> > ARCを止めると結果は同じなんですが…
> >
> > こういったOS X側のチューニングでパフォーマンスを改善する方法って
> >
> > 他におすすめのレシピみたいなのってありますかねぇ?
> >
> >
> > はらおか
> >
> >
> >
> >
> > 2015-05-28 23:38 GMT+09:00 i <oichinokata @ oichinote.com>:
> >>
> >> 追加実験をしてみました。最初に実験した時は、SMB1でした…。
> >>
> >> Netatalk3.1.7, Samba3.6.25(SMB1/SMB2), Samba4.1.18(SMB2/SMB3)で実験しています。
> >>
> >> ZFSのL2ARCの効果も調べる : プラスα空間
> >> <https://oichinote.com/plus/2015/05/effect-of-l2arc-on-zfs.html>
> >>
> >> ZFSのL2ARCの効果も調べる(SMB編) : プラスα空間
> >> <https://oichinote.com/plus/2015/05/effect-of-l2arc-on-zfs-via-smb.html
> >
> >>
> >> たしかに、Netatalkだと、キャッシュをOffにした時にReadの方が、速度低下率が大きい様に見えます。
> >>
> >> SambaだとRead/Writeで差があまりありません。
> >>
> >> キャッシュをOffにすると、何故か速度が上がるなど、不可解な現象があります。
> >>
> >> 実験したものの、結論は出せずです。
> >>
> >> お市のかた
> >>
> >> > 2015/05/28 0:44、Decomo <ml @ decomo.info> のメール:
> >> >
> >> > Decomoです。
> >> >
> >> > ・FreeBSD 10.1
> >> > ・Netatalk 3.1.7
> >> > ・Samba 4.1 (max protocol = SMB2)
> >> > ・2.5” HDD x 2のミラープール + SSD ZIL
> >> > ・ARC 5GB
> >> > ・OS X 10.9.5
> >> >
> >> > 上記環境でARCをON/OFFし、OSXからafp/cifsで古のXbenchしてみた所
> >> > 確かにreadだけ極端に遅くなる現象が出ました。
> >> > しかし、NetatalkとSambaで落ち込み方は同傾向のようでした。
> >> >
> >> > ARCを切ったときにreadが遅くなるのは、単純にDMUによるプリフェッチが
> >> > 効かなくなるからだと思われます。primarycache=metadataとして、
> >> > メタデータだけをARCに置いても読み込み速度は然程回復しないので、
> >> > やはりデータプリフェッチの影響が大きいのではないかと。
> >> > (聞きかじり程度の知識なのでハズしてる可能性があります。)
> >> >
> >> > Sambaに影響しないというのは・・・分かりません。
> >> >
> >> > --------
> >> > Decomo
> >> > ml @ decomo.info
> >> >
> >> > 2015/05/25 17:47、Yoshiyuki HARAOKA <haraoka @ gmail.com> のメール:
> >> >
> >> >> 原岡でございます。
> >> >>
> >> >> FreeBSD9.3とNetatalkを組み合わせて使ってます。
> >> >> Netatalk 3.1.xとZFSを組み合わせた場合に、ZFSの
> >> >> ARCの設定を
> >> >> zfs set primarychache=none  /mnt/a/
> >> >> とかにしてZFSのARCを止めてみました。
> >> >>
> >> >> すると、readだけ極端に遅くなってしまいます。
> >> >> Sambaも同時に動かしたりしてますが、そちらは
> >> >> 何も影響が出てない様にみえます。
> >> >>
> >> >> これについて何か経験された方とかいらっしゃいますか?
> >> >>
> >> >>
> >> >> --haraoka
> >> >
> >>
> >
>
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