[sugj-tech:8121] Re: client smb3 encryption algorithms の訳

SATOH Fumiyasu fumiyas @ osstech.co.jp
2021年 9月 15日 (水) 17:19:22 JST


さとうふみやす @ OSSTech です。

On Wed, 15 Sep 2021 16:45:28 +0900,
User Ribbon wrote:
> 4.15.0 から client smb3 encryption algorithms というパラメータが追加になります。
> 
> で、訳なのですが、以下のようにしてみました。ただ、最初の節にある、availability の
> 訳がしっくりきません。availability は、RAS の A なので、コンピュータ用語としては
> 一般的なのですが、ここではちょっと合ってないように思えます。
> 
> <!-- Samba-4.15.0
>         <para>This parameter specifies the availability and order of
>         encryption algorithms which are available for negotiation in the SMB3_11 dialect.

元の文章が available と availability が重複して冗長すぎですね。

>         </para>
>         <para>It is also possible to remove individual algorithms from the default list,
>         by prefixing them with '-'. This can avoid having to specify a hardcoded list.
>         </para>
>         <para>Note: that the removal of aes-128-ccm from the list will result
>         in SMB3_00 and SMB3_02 being unavailable, as it is the default and only
>         available algorithm for these dialects.
>         </para>
> -->
>         <para>このパラメータは、 SMB3_11 ダイアレクトにおいて、ネゴシエーションするときに
>         有効な、暗号化アルゴリズムの可用性と順番を指定する。

このパラメーターは SMB3_11 ダイアレクトのネゴシエーション時にサーバーに
提示する有効な暗号化アルゴリズムとその優先順位を指定する。

>         </para>
>         <para>これはまた、先頭に '-' を付けることで、既定のリストから個々のアルゴリズムを
>         削除することもできる。これにより、ハードコートされたリストを指定する必要性が
>         なくなる。
>         </para>
>         <para>注意: リストから aes-128-ccm を削除すると、SMB3_00 及び SMB3_02 は
>         使えなくなる。これは既定であり、これらのダイアレクトでのみ有効な
>         アルゴリズムである。

「これは既定であり〜」以降は誤訳ですね。
それと「aes-128-ccm」は大文字で。
https://bugzilla.samba.org/show_bug.cgi?id=14825

それらのダイアレクトでは AES-128-CCM がデフォルト、かつ唯一有効な暗号化アルゴリズムである。

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