[sugj-tech:8010] Re: samba4.8.0:traffic_learner.7.xml の訳について(その1)

Takashi SHIRAI shirai @ unixusers.net
2018年 5月 26日 (土) 04:44:51 JST


 しらいです。

In Message-Id <20180525051229.GA3677 @ ns.ribbon.or.jp>
        User Ribbon <ribbon @ ns.ribbon.or.jp>さんwrites:
>         <para>このツールは Samba トラフィックの生成を支援する。
>         (<command>traffic_summary.pl</command>によって生成された)
>         traffic-summary ファイルを入力とし、
>         <command>traffic_replay</command>が、トラフィック生成時に使う
>         traffic-model ファイルを生成する。
> 
>         <para>モデルファイルは、ネットワーク上に流れた トラフィックの種類
>         (ホストと Samba DC間の '通信') を要約する。
>         モデルファイルは、より多く(より少ない)パケットが送信されるように、
>         パケットがネットワーク中で流れていたものよりも速い(あるいは遅い)レートで
>         送れるよう、スケールできるように、トラフィックを記述する。
>         </para>

 実際の挙動を知っている訳ではないのですが、元の英文を敢えて
無視して日本語として理解し易くまとめてみるとこんな感じになる
のではないでしょうか?

---- Cut Here ----
このツールは Samba トラフィックの発生に役立つ。
このツールは入力のトラフィックサマリファイル
(これは traffic_summary.pl によって作成される)
からトラフィックモデルファイルを作成するが、
作成されたモデルファイルは
traffic_replay によるトラフィック発生のために用いることが出来る。

このモデルファイルは、
ネットワーク上に現れる様々なトラフィックタイプ
(ホストと Samba DC 間の「やり取り」の意)
のサマリ化を行なっている。
またこのモデルファイルは、
トラフィックがどのようにスケーリングされるべきかを記述しているので、
送信されるパケットの量をより多くすることも (又は少なくすることも) 出来る。
その結果、
ネットワーク中に通常見られるパケットと比べ、
このパケットはより速い (又は遅い) 速度で送信され得るのである。
---- Cut Here ----

 カタカナが多くて、何だか判ったような判らないような日本語で
すね。でも、「サマリ」とか「モデル」とか、日本語にした時の表
現は統一しないと通じないと思いますよ。


> 最初の節のところも、「生成」がいくつも並んでいるのでもう少しなんとか
> ならないかなと思っています。generate と produce をどちらも 生成 に
> したからなのですけど。

 一般的には「generate」が「生成」で「produce」が「製作」で
すかね。前者が無から生み出すニュアンスが強いのに対して、後者
は既存のものを加工するニュアンスが強い感じでしょうか。

                                               しらい たかし


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