[samba-jp:22187] Re: xlsxを開く場合の挙動とkernel oplocksについて
t.morikawa137 @ gmail.com
t.morikawa137 @ gmail.com
2013年 11月 21日 (木) 14:43:21 JST
失礼しました。
情報が不足していました。
【サーバ環境】
OS:CentOS6.2
Samba:3.6.5
【クライアント環境】
OS:windows7
office:2010
>何をするとメッセージが表示されるのでしょうか?
誰も開いていない共有フォルダ上のxlsxファイルを開く際に
「
~は編集のためロックされています。
使用者は'ほかのユーザー'です。
[読み取り専用]で開いてください。読み取り専用で開き、他の人がファイルの
仕様を終了したときに通知を受け取るには、[通知]をクリックします。
」
と表示され、読み取り専用となってしまいます。そのため、編集が行えない状態になってしまいます。
>ほかのパラメーターに(も)依存しているかもしれません。
>省略しないようがいいですよ。oplocks に原因があることの
>確証を得ているなら別ですが。
>Windows Server 相手でも発生するのであれば、クライアント側の
>問題ではないのかなぁ。(推測)
>当てずっぽうですが、(有効にしているなら) SMB2 を無効にしてみるか、
>(稼動しているなら)クライアント側のアンチウイルスの類を無効化してみるとか。
クライアント側にも問題があることは分かっております。
ですが、当方の環境で発生頻度が高いためサーバ側にも
何か問題があるのだろうということで調査を開始しました。
そして、kernel oplocksを無効にしたところ現象の改善が見られたので
oplocksまわりに原因があるのだろうと考えました。そのため、
部分的に記載致しました。
SMB2を無効にするということは試しており、改善はされませんでした。
ウィルスソフトも無効にして検証をしております。
>レジストリの設定とは、具体的に…。
以下の設定を施してあります。
キー: HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\ {993BE281-6695-4BA5-8A2A-7AACBFAAB69E}
名前: EnableShareDenyNone
種類: REG_DWORD
値: 1
キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\
{993BE281-6695-4BA5-8A2A-7AACBFAAB69E}
名前: EnableShareDenyNone
種類: REG_DWORD
値: 1
>Samba 共有内のファイルを Samba を経由せずにアクセスしないのであれば、
>kernel oplocks は不要です。バックアップ等のためアクセスするとしても、
>oplocks に関係なくどうせ書き換え途中などの中途半端なファイルを
>アクセスしてしまうリスクは避けられないし、別に必要ないんじゃないだろうか。
>マニュアル等では NFS をあえて挙げていますが、私としてはあれは混乱するので
>やめて欲しいですねぇ。要は Samba を介さずにファイルアクセスすべてを指します。
>
>> 単純にエクスプローラやfinderからファイルを開くだけの使用方法であれば、kernel
>> oplocksを無効にしても
>> 問題はないのでしょうか?
>はい。
的確な情報ありがとうございます。
oplockなど命名も混乱の原因とおっしゃってる方もいましたね。
kernel oplocksを無効にして検証を進めてみます。
本スレッド内で記載したのですが、3.6.20にバージョンアップしたところ改善が見られました。
私としては3.6.7でBUG 8974が修正されたためではと推測しています。
(Fix kernel oplocks when uid(file) != uid(process).)
もし同じような現象で苦しんでいる方いらっしゃれば、このスレッドにたどり着いて
バージョンアップかkernel oplocksの無効を検討して頂きたいと思います。
以上です。
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