[samba-jp:20007] Re: IPv6利用環境でsmbdプロセスが異常に増殖する
Eisaku YAMAGUCHI
eisaku @ ist.aichi-pu.ac.jp
2008年 2月 5日 (火) 02:35:13 JST
山口です.
FreeBSD は,常用していないようなものですが,
とあるサーバの管理に手を付けた,付け焼き刃な経験談です.:-)
From: NISHIMURA Yutaka <forml @ aypio.net>
Subject: [samba-jp:19998] IPv6利用環境でsmbdプロセスが異常に増殖する
Date: Sat, 02 Feb 2008 01:51:42 +0900
>
> 西村です。
>
> ちょっと不可解な現象が起きており、困っております。
>
> 当方の環境は、FreeBSD 6.2Rで、portsからインストールした、
> ja-samba-3.0.28,1を利用しております。
>
> ここで、rc.confにipv6_enable="YES"を追加し再起動を行うと
> CPUを40%程度食ったsmbdのプロセスが増え続け、半日ほどで
> 200〜300プロセス起動し、ロードアベレージも200〜300となり、
> この間Windowsクライアントから、sambaに接続できなくなります。
>
> ここで、すべてのsmbdプロセスを殺した上で、smbdだけを手動で再度起動すると
> 正常に動作を始めます。
boot log などは確認なさいましたか?
小生は,過日,不馴れな FreeBSD-6.2R on Xeon(だけど SMP kernel でない)
にて
・/etc/rc.conf の設定から ntpd を起動すると,ntpd が 2つ立ち上がり,
NTP server を参照できない状態が続く
・boot 後,(console を叩けないマシンなので)ssh で login して
ntpd を restart すると以後正常
という経験をしています.
# もっとも,当該 M/B では,全快に至っておらず,悔しいので何とかしたいと
# 思いますが,少し経験値を上げて SMP にも対応させて 7.0R ベースでかな?
# と思っています.
暫定的な状況分析としては,HUB との auto negotiation 等が上手くいかず,
I/F の link up が遅れる状況で ntpd を起動すると異常を来たすということ
かと.
昔から FreeBSD はとても良くできた OS だと思っています.
しかし,適切に動かすためには,(どんな OS でも)それなりの経験が必要だ
と思います.
boot 時の自動起動では NG だけど,その後の手動起動は OK などという場合
は,状況として何が違うのかを比較すれば解決への近道ではないでしょうかね.
samba の起動スクリプトから,ifconfig や netstat **等**の状況をファイル
に書き出して,比較するだけでも解決に繋がるかもしれませんね.
-- Eisaku YAMAGUCHI
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