[samba-jp:19458] Re: ユーザ/グループ情報の移行(net rpc vampireコマンド)がうまくいきません

Takahiro Kambe taca @ back-street.net
2007年 5月 11日 (金) 10:58:59 JST


In message <20070509115149.9E98.TAMOTSU @ nippaku.co.jp>
	on Wed, 09 May 2007 12:05:29 +0900,
	Tamotsu Hasegawa <tamotsu @ nippaku.co.jp> wrote:
> > きちんと作成されたパッケージ・システムでは、(少なくとも)変更を加えた
> > 設定ファイルを勝手に上書きするようなことはしないでしょう。
> 確かに.
> でも,パッケージシステムはインストールの手間と時間を節約でき
> ますけど,設定ファイルの管理はインストールの手段にかかわらず
> 自分でしなければなりません.
最終的に設定ファイルの内容は自分で管理する必要がありますが、パッケージ・
システムによっては、適切なパスなどを記述したサンプルの設定ファイルを
(なければ)予めインストールしてくれる場合もあります。

私が言いたかったことは、以下の点だけです。

o 「パッケージ・システムなし」では、設定ファイルの場所などもきちんと
  覚えておいて、自分で設定ファイルをどこかに保存した上でバージョン・アッ
  プするといったことが必要になります。

o 「きちんと作成されたパッケージ・システム」では、設定ファイルをそのま
  まにして、現在のパッケージを削除して新しいパッケージを追加するといっ
  たことが可能となります。バージョン・アップの内容によっては、設定ファ
  イルの見直しは当然必要となりますが。

> Web上の情報に頼りっぱなしな自分としては,FreeBSDの流儀が混乱
> の元になること(も)あって,自分としてはどちらが良いとは言い切れ
> ません.
(少なくとも)個人の場合は好きに決めれば良いことですし、一長一短があるこ
とも確かです。そして、パッケージ・システムが加える変更は、

1. ターゲットのオペレーティング・システムの動作に合わせるため
2. セキュリティ上の問題や、次のリリースで入るであろう修正の先取り的なもの
3. パッケージ・システムの方針に合わせるため

と、いったあたりに分類できます。どれがどれにあたるか、すぐにはわかりに
くいところはありますが、1.や2.はターゲットの環境のユーザや開発者の英知
の結晶(と、書くと大げさかもしれませんが)と、いった面もありますので、有
効に活用していただきたいところです。

> でもでも,依存するプログラムの自動インストールや,Portsのパッチは
> とても魅力的です.特にパッチについては,できればすべてのパッチが
> 元のソースに反映されるとうれしいんですけどね・・・
上記の3.にあたるものは難しいですが、一般論としては開発元にフィードバッ
クすべきです。

あ、すっかりSambaの話から外れたパッケージ・システム一般を念頭に置いた
内容にしてしまいましたので、この辺にしておきます。

-- 
神戸 隆博(かんべ たかひろ)		at 仕事場 



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