[netatalk-ja:0315] Re: Netatalk運用に関する質問
Oichinokata
oichinokata @ oichinote.com
2014年 1月 12日 (日) 21:33:59 JST
HATさんへ、
本家にメールを出しました。
ちなみに、MySQLをCNIDのバックエンドに使う方法は、次のウェブページを参考にしています。
Navy Anecdote • netatalk の CNID で mysql を使う方法
<http://navy-anecdote.tumblr.com/post/69368683595/netatalk-cnid-mysql>
お市
2014/01/12 18:44、Oichinokata <oichinokata @ oichinote.com> のメール:
> HATさんへ、
>
> お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
>
> 2014/01/12 18:07、HAT <hat @ fa2.so-net.ne.jp> のメール:
>
>> HATです。
>>
>> Sun, 12 Jan 2014 17:41:05 +0900, Oichinokata <oichinokata @ oichinote.com>:
>>
>>> 1. netatalkのボリュームは、大文字小文字を区別しないのですか?
>>> 2. FreeBSDでZFS運用しているとき、netatalkとsambaの併用は問題ありませんか?
>>> 3. netatalk 3.1.0でCDIDのバックエンドにMySQLが加わりましたが、実用性がないのでは?
>>>
>>> 今は、ファイルシステムにZFSを使ったFreeBSDで、netatalk 3.1.0を動かしています。
>>>
>>> 1. netatalkのボリュームは、大文字小文字を区別しないのですか?
>>
>> 昔のnetatalkは区別あり/なしの設定ができましたが、現在は区別ありです。
>> 区別なしの実装は色々と問題があったので、現在の実装は正しいと考えています。
>>
>>> netatalkのボリュームをマウントして、そこに
>>> Finderで、"WWW", "www"と言うフォルダを作る事ができます。
>>> FreeBSD上で見ても、"WWW", "www"と言うディレクトリができています。
>>>
>>> netatalkで、大文字小文字を区別したフォルダを扱えます。
>>>
>>> ですが、CarbonCopyCronerで、大文字小文字を区別するボリュームから、
>>> netatalkのボリュームにコピーしようとすると、
>>> 「"diskX"(netatalkのボリューム)は、大文字小文字を区別しないフォーマット」と
>>> Warningが出てしまいます。
>>
>> これはちょっと変だと思います。
>> AFP上でボリュームの情報を取得できますが、「区別あり」のビットを
>> 立てていた筈なので、クライアント側は判断できる筈です。
>
> CCCの問題かもしれませんね。CCCも最新版(3.5.4)を使って検証しています。
>
>>> このWarningを無視してCCCコピーしても、"WWW", "www"の両方ができるので、
>>> 問題はなさそうなのですが。
>>
>> 運用でカバーしてください。
>> そういうフォルダ名は避けて通りましょう。
>
> そうします。
>
>>> 2. FreeBSDでZFS運用しているとき、netatalkとsambaの併用は問題ありませんか?
>>
>> あります。
>> FinderInfo、拡張属性、リソースフォークを付けまくったファイルを用意して、
>> netatalk経由とsamba経由でどのように保存されるか比較してみてください。
>> samba側での代替データストリームの設定によっても話が違います。
>>
>>> Netatalk and Sambaのページには、
>>> 「OS Xから同じ場所にsamba経由とnetatalk経由で接続するな」とありますが、
>>> 拡張属性の扱いだけを考えれば、共有してしまっても問題ないでしょうか?
>>
>> 拡張属性だけの問題ではありません。
>>
>>> ファイル名の禁止文字や、排他処理の問題は残りますが
>
> なるほど。一時的なファイル(画像とか自作Font)の交換用として、
> SMBサーバとしてもアクセスできる様にしたかっただけなので、
> あまり複雑なデータ構造を持ったファイルのやり取りはしません。
>
> 自己責任の範囲で運用する事にします。
>
>>> 3. netatalk3.1.0でCDIDのバックエンドにMySQLが加わりましたが、実用性がないのでは?
>>
>> 私が本家MLで問い合わせたときは、大規模サーバ用だという返答でした。
>
> ご質問されていたのは知っていたのですが、
> 回答が返ってきたのを見逃していました。
>
>>> 3.1.0で、MySQLをCDIDのバックエンドにする事ができる様になりました。
>>>
>>> MySQLをバックエンドとして使うためには、
>>> afp.confに、MySQLにアクセスするためのパスワードを平文で書く必要があります。
>>>
>>> [Global]
>>> cnid mysql pw = <パスワード>
>>>
>>> でも、平文のパスワードを一般ユーザに見せたくありません。
>>> なので、chmod 600 afp.confとしたいところですが、
>>> この設定をすると、一般ユーザがafp接続をしようとする時に、
>>> afpdが一般ユーザとして起動されるので、afp.confを見に行って、
>>> 中身が見られなくて接続に失敗します。
>>>
>>> セキュリティ的に、残念な仕様になっていると思います。
>>
>> このネタは本家で議論したほうがいいですね。
>
> そうですね。
>
> ちなみに、MySQLでCNIDを管理した時の利点に、次の事も挙げられると思います。
>
> ・phpMyAdmin(GUI)でDBの中を確認できる
>
> 確認できると言っても、どのファイルが、どういうIDに割り振られているかがわかるだけですけれど。
>
> また、パフォーマンスを測定してみましたが、大差ありませんでした。
>
> お市
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